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保険契約

保険の課税関係

生命保険は、契約者(保険料負担者)、被保険者、受取人がそれぞれ誰かによって、保険金の課税関係が変わってきます。

 思わぬ税金がかからないようにするために、それぞれの名義がどうなっているか、一度確認しておきましょう。

1、被保険者の死亡による保険金

 負担者が死亡(負担者=被保険者) 相続税(相法3①一)

 負担者=受取人 一時所得

 負担者≠受取人 贈与税(相法5①)

2、満期保険金・解約返戻金

 負担者≠受取人 贈与税(相法5①)

 負担者=受取人 一時所得

3、保険料負担者の死亡

 契約者=負担者 相続税(本来の相続財産)

 契約者≠負担者 相続税(相法3①一)

 

契約者・被保険者・受取人

契約者 保険契約を結んで、契約上の様々な権利と義務を有する者

(契約内容変更の請求権、保険料の支払い義務など)

被保険者 保険の対象となる者

受取人 保険金や給付金を受け取る者

 

保険の見直しの勧め

保険は上手く活用すれば、色々な時に役立ってくれます。災難に備えたり、所得税や相続税の節税ができます。逆に今の自分の生活と合っていない場合、高い保険料を払っていたのに、わずかな保険金しか受け取れず、払い損になってしまう場合もあります。

 就職した、結婚した、子供が生まれた、子供が成人した、等々、環境の変化があったときには、保険を見直すチャンスです。

 勧められるままよくわからずに払っている保険がありましたら、一度見直ししてみませんか?今より安い保険料で大きな保障がつけられるかもしれません。是非ご相談ください